去る12月8日(日)、パシフィコ横浜会議センターにて第57回県高P連大会が開催され、松陽高校から8名が参加しました。
会場には、神奈川県立高校のPTA関係者が大勢集まり、大盛況でした。

大会は午前の部で、県高P連に貢献された方の表彰や神奈川新聞社主催のPTA広報紙コンクールの入賞校の発表の他、作文コンクール入賞者2名の生徒の朗読が行われました。

広報紙コンクールの最優秀賞に選ばれたのは、七里ヶ浜高校。新聞社の人も参考にしたくなるよな、編集力の高さが評価されたようです。 そして表紙コンクールの優秀賞は、神奈川総合高校でした。また、前回お知らせしたとおり、松陽高校も「安全振興会写真賞」を受賞しました。

午後の部では、特別講師に東海大学陸上競技部駅伝監督の両角 速 氏による『前に進む力-良き指導者のあり方と資質』をテーマにした講演がありました。
両角監督のお話は、指導者自身が情熱を持って、常に全力を尽くして前進させようとする姿勢を持つことの大切さをお話しいただきました。行動や話し方、聞き方、態度等様々な角度から、分かりやすく語って頂き、難しい年頃の子供を持つ私達にも通ずる内容でした。次の箱根駅伝では、選手だけでなく、各校の監督にも注目したくなるような講演でした。

そして、PTA活動報告の県代表2校の発表。各地区大会から選出されたのは、鶴嶺高校と横須賀大津高校でした。

鶴嶺高校では、体育祭で全員が浴衣を着て踊るという伝統行事があるのですが、浴衣を着る機会が少なくなり、存亡の危機に陥っていました。この事態をなとかしようと、プロの着付け講師を招いたり、PTA委員の着付け教室を行ってきた結果、伝統を守り続けることが出来ました。

横須賀大津高校は、110年という歴史を持つ高校で、その歴史はアンケートの結果からも伺え、母校愛に溢れる内容のものでした。

どちらも単なるPTA活動の発表にとどまらず、伝統を継承していく大切さを其々の表現で発表、大変内容の濃いものでした。

最後は「キャリア教育」「保健安全教育」「人権教育」「インターネット社会」「コミュニケーション 」「最近の高校生事情」をテーマに分科会が行われました。

朝から丸一日かけての大会でしたが、中身の濃い充実した内容で、今後のPTA活動をしていく上で大変参考になりました。

第57回 神奈川県立高等学校PTA連合会大会

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