令和元年7月12日〜13日『第65回関東地区高等学校PTA連合会大会埼玉大会』が大宮ソニックシティで開かれ、当校からは教頭先生とPTA会長を含め7名が参加しました。
今回のテーマは「絆を深め、新しい時代を担う子どもたちを育てよう」〜令和の夏、学び続けるPTAの熱い風が吹く〜。大会初日は大宮ソニックシティの大ホールがほぼ満席でした。
10時受付で10時30分からのアトラクションでは埼玉県立大宮光陵高等学校 管弦楽団の迫力のある素敵な演奏。松伏高等学校 合唱部の素晴らしい歌声や新座高等学校 ダンス部のキレのあるダンスを鑑賞しました。
12時10分から開会。PTA活動に貢献された方々への表彰、大会宣言文が発表されました。
14時からの記念講演は埼玉県出身の向井亜紀さんです。演題は「夢が生きる力になる」です。
妊娠と同時に子宮頚がんが見つかり、子宮全摘出で、16週の小さな命を失います。予後は長く苦しかったそうです。
同じがんで余命わずがな母親が息子の入学式に出るイメージをして辛い治療をし、その夢が叶い天国へ旅立ちました。その母親を見習い、色々とイメージしてみたら「治す力」がしみ出してきたそうです。
講演を聞いていて、決して他人事とは思えない気持ちになりましたが、向井さんの持つ「親近性」が時より笑いもあり、病気や困難を乗り越えた強さを実感しました。
そして二日目は、前日と同じく大宮ソニックシティ内の第一展示場で開催された分科会に教頭先生と会長が参加しました。
この分科会では山梨県と神奈川県の各代表校がPTA活動について発表。
山梨県からは都留興譲館高校が「PTA活動の学校への関わり」をテーマに、各家庭で遊休品となっている常温保存可能な食料を提供してもらい、社会福祉協議会などを通じて県内児童生徒の貧困対策の一環として役立てる活動“スクールフードドライブ”など。
そして、神奈川県からは山北高校が「参加したくなるPTA活動」をテーマに、保護者全体の82%から回答を得られたPTA活動に関するアンケート調査と、その結果を踏まえた具体的な改善検討。 さらには、学校がなかなか手を付けられなかった防災備蓄品の整備助成活動など。
当校でもすぐ取り入れたくなるような活動内容で、中身の濃い二日目となりました。